新宿区高田馬場の司法書士森住都です。

 

亡くなった親の不動産が現在空き家になっている。自分自身は住む家があるので、親の家に引っ越す予定はない。親の住んでいた家をそのままにしていたらどうなるんだろう・・・。

 

空き家問題についてお悩みの方の中には、先述のように親の相続をきっかけとして考えるようになった方もいらっしゃいます。

 

全国には820万戸の空き家が存在するとされ、今後ますます空き家の数は増えていくとされています。

そのような背景から、空き家等対策の推進に関する特別措置法が施行されました。同措置法の3条では、所有者は空き家を適切に管理しないといけないと謳っています。

 

もし、所有者が空き家をそのまま放置し、ごみ屋敷のまま・雑草は生い茂っている・建物が古くてボロボロになってしまったときは、段階を経た上で、市町村長から適切に管理をして欲しいと勧告を受けることもあります。

市町村長からそのような勧告を受けた場合、その建物の敷地の固定資産税が増える可能性があります。最も多い場合で6倍にも上がります。固定資産税は毎年かかるものなので、かなりの負担になります。

 

それでは、そのような状態にならないようにするにはどうしたらいいでしょうか。

一例として、

1、とにかく、メンテナンスをする。

雑草を抜いたり、ポストに郵便物等が入らなように工夫する。

親の不動産から近くにお住まいで、メンテナンスをする体力がある場合に向いています。親の不動産が遠方の場合は、業者さんにお願いするのも一つの方法です。

2、不動産を売る

家の中がごみだらけの状態で売ることは可能です。

3、不動産を他の人に貸す。

建物内部の状況によっては、リフォームが必要になるかもしれません。

また、建物の場所によって、借り手がみつからない可能性もあります。

4、建物を解体する。

市区町村によっては、解体費用を補助してくれる場合があります。しかし、建物が解体され更地となった場合は、土地の固定資産税が上がってしまいますので、ご注意下さい。